焙煎士の素顔に迫る! 実はこんな人なんです。。。よしむら珈琲編
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ROASTER PORT JOURNAL / INTERVIEW
ICGP初代王者・よしむら珈琲さんの素顔
ICGP(アイスコーヒーグランプリ)初代王者の「よしむら珈琲」さん。
普段のよしむらさんはどんな人? どんな想いでコーヒーと向き合っているのか。 そんな素顔に迫ってきました!
Q&A形式で答えていただいたので、 ぜひ興味深くご覧いただければと思います!
01 よしむら珈琲さんに聞く、10の質問
焙煎士になろうと決めた「決定的な瞬間」は?
「この味、もっと深みがほしいな」って思った瞬間かもしれません。
飲んで感動したというより、“もっとその人に合う形がある”と感じた時に、焙煎にのめり込みました。
同じ豆でも、焙煎で表情が変わるのが面白くて、気づいたらずっと考えてました。
人生で一番「苦い」経験をした時に、支えになったものは?
結局、日常を整えることでした。
ちゃんと寝る、食べる、トレーニングする、コーヒーを淹れる。
派手じゃないけど、“いつもの一杯”って、人を静かに支えてくれると思っています。
実はコーヒー以外に、「これのオタクです!」というものは?
ウエイトリフティングです。
フォーム、タイミング、重心、積み重ね。一見パワー競技なんですけど、実はかなり繊細で。
焙煎も似ていて、「少しのズレ」で結果が変わるところにずっと面白さを感じています。
トレーニングでは、身体の状態を見ながら、その日の負荷を調整しています。その感覚は焙煎や抽出にもかなり繋がっています。
“理論通り”より、“今ちょうどいい”を探す感じが好きです。
あなたの焙煎を「音楽(BGM)」に例えるなら、何の曲?
深夜のローファイとか、少しジャズ感のあるインストが近いかもしれません。
派手ではないけど、気づいたらずっと流れてるような音楽。
コーヒーも、主張しすぎず日常に馴染む存在でありたいと思っています。
あなたのコーヒーを、「どんな気分の時」にチョイスして欲しいですか?
ちょっと疲れた時とか、考え事してる時ですね。
“頑張るため”というより、一回整えるためのコーヒーとして飲んでもらえたら嬉しいです。
正直、焙煎が「嫌い」になりかけたことはある?
あります。
数字ばかり追って、「正解」を探していた時期は、だんだん苦しくなりました。
でも結局、お客様が「美味しい」って自然に笑ってくれた時に、“あ、これでいいんだ”と思えました。
そこからまた、コーヒーが楽しくなりました。
「自分、不器用だな」と思う瞬間はどんな時?
一回こだわり始めると止まらない時です。
たぶん普通なら気にしないような微妙な違和感を、ずっと考えてしまいます(笑)
他のロースターの珈琲を飲んで「やられた!」と嫉妬したエピソードはある?
あります。
「うまい」だけじゃなく、“空気ごと記憶に残る一杯”に出会った時ですね。
技術だけじゃ作れないものを感じると、悔しいけどめちゃくちゃ刺激を受けます。
10年前の自分に、今の自分のコーヒーを飲ませたら何て言うと思う?
「やっぱり深煎り好きなんだな」って言うと思います(笑)
でも昔より、“苦い”だけじゃなくて、甘さとか香りとか、飲み疲れしない感じを大事にするようになりました。
たぶん10年前の自分なら、「深煎りってここまで柔らかくできるんだ」って驚くかもしれません。
ROASTER PORTに立ち寄った人に一言!
コーヒーって、詳しくなくても大丈夫です。
その日の気分で、「今日はこんなの飲みたいな」くらいで。
気軽に、ゆっくり、一杯楽しんでもらえたら嬉しいです。
一杯のコーヒーの向こう側には、
その味をつくる人がいる。